「わたしは誰を恐れよう。主はわたしの命の砦」マイク・ベルナルドと詩篇27篇1節

好評連載中「MMA Unleashed」のOMASUKIさんによるマイク・ベルナルド回顧録。 南アフリカ在住でベルナルドの恩師でもあるスティーブ・カラコダ氏にも有りし豪腕を語ってもらったこのテキストは、2012年10月に発行された『噂の三面記事』に掲載されたものです。

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2012年2月14日、K-1マットを席巻した剛腕、マイク・ベルナルド氏が亡くなった。享年42歳だった。死因は日本国内でも報じられたとおり、うつ病による自殺であった。

ベルナルドと交流の深かったスティーブス・ジムのスティーブ・カラコダ氏によれば、うつ病の主な原因はおそらくは、最初の結婚生活が失敗に終わったことから立ち直ることができなかったことにあるのだという。ベルナルドはひどく子供をほしがっていたのだが、それも結局それがかなうことがなかった。

マイク・ベルナルドは1969年7月28日に南アフリカ、フィッシュフックで生まれた。背が高いのにひ弱で優しかったベルナルドは、いじめっ子の標的になりがちだった。それでも7歳の頃には母親に、自分は格闘技で世界チャンピオンになるのだと大まじめに宣言していたという。12、3歳頃から空手を習い始める。徴兵制により入隊した海軍で、フィジカルインストラクターを勤めていたスティーブ・カラコダ氏と出会う。

 

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